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新居に合わせて家具をリメイク

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本日はタンスと下駄箱のリメイクをご紹介させて頂きます。

お電話を頂いた際に、お客さまより
「自宅を建て替えるんやけど、今まで使ってきた色んな家具を何かに変えて使えへん?」
とご相談いただきました。

ご自宅にお伺いした際には、
新しい家の内容、また、どのような家具が必要なのか、
今ある家具のどれをどのようにリフォームするのか、
お客様と一緒に考えた結果・・・

タンスは上台、下台ともにテレビボード用の高さにカット。
(下台の抽斗が5つ→4つになっています)
下台には天板を製作し、
上台は扉を外し、台輪を製作、
中身を一度空っぽにした上で内部も塗装、
そして可動式の棚板を乗せました。
お色もリビングに合うお色に変更。

TVボード兼リビング収納に変身しました。


2つめは下駄箱。

新しいご自宅の間口には合わなかった(大きすぎた)ので
形はそのまま、幅をピッタリ合うように短くしました。

写真ではどこが変わったのか分からないかもしれませんが、
横幅が10cm弱、短くなっています。
全て元の部材を短くして使っています。

天板、台輪、扉も含めて全体をカットして組み直しているのですが
ちょっと見ただけでは何も変わっていないように見えませんか?

お客様も最初にご覧になられた際には
「これほんまに直したん?そのままちゃうの?」
と半信半疑でしたが、新居の玄関にピタッと収まると
「ちゃんと短くなってる!どこを切ったん?すごいな!」
と、とても喜んで頂けました。

引越したらサイズが合わないから・・・
クローゼットがあるから収納家具がいらなくなった・・・

壊れた物を直すだけではなく、
今ある物を形を変えて使う、そんな一例でした。

(Y)

今週のお修理

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ちょうど今から1ヶ月前のお話。
COBOにやってきたのはなんと…1950年代のアメリカ・モダンデザインを代表するデザイナー、イームズのアームシェルチェア(LAR=Lounge Height Armcheir Rod Wire Baseといいます)!
40年もの長い間、お客様のお家で大切に使われてきたものをお預かりしました。

長い年月の間に粉々になってしまったウレタンフォームを交換して、鮮やかなブルーの生地で張替えて…もとの落ち着いた印象から一転、その貝殻のような美しいシルエットを存分にアピールするインパクトある姿に大変身しました!

COBOではこんな風に時折、実際にお客様のお家で使われている名作椅子やその変身ぶりを目にすることができます。
家具が好きで、お修理をして永く使っていただきたいと願う私たちには、そんな瞬間に立ち会えるのは嬉しい限りのことです。

▼そのほかの修理実用例はこちらからご覧下さい▼
http://www.kagusyuri.com/kagusyuri_repair.htm

(O)

今週のお修理

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今週も気になるお修理をピックアップしていきたいと思います。

上の写真は、西宮市にお住まいのお客様からお預かりしたダイニングチェア。

全ての部品を組み直し、座面の割れを接ぎ合わせて再塗装しました。
座面は、接着剤や割れたときのささくれがある断面を削り、補強のために”ビスケット”と呼ばれる(本当にビスケットのような!)薄い木の板を芯に入れて接着します。
最後に元の色に合わせて塗装をすると、座面の接ぎ目がわからなくなりました。

下の写真は、広島にお住まいのお客様からお預かりしたダイニングチェアの座面。

座面の中央に穴が開いてしまったため、座面を新しく張替えました。
こちらの座面は”モールドウレタン”と呼ばれるもので、型に液状の発泡ウレタン樹脂を流し込んで形を成型するという技法が使われています。通常のウレタンに比べて高密度で弾力性・耐久性に優れています。
元のウレタンをそのまま使い、穴の凸凹が表面に出ないようにソフトウレタンで包んで張り上げました。

お客様からお預かりした家具たちは、一つ一つその構造や状況に応じて最善の方法でお修理しています。
そんな一例を、今日はご紹介させていただきました。

▼そのほかの修理実用例はこちらからご覧下さい▼
http://www.kagusyuri.com/kagusyuri_repair.htm

(O)

脚がいっぱい!別注ラッシュのCOBO

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COBO富士では、これまでにご紹介して参りました家具のお修理だけではなく、オーダー家具や家のリフォームなど様々なお客様のご要望にお答えしています。

今回は、お修理についてのお話はお休みにして…ある週のCOBOの一幕をお伝えしたいと思います。

ISU COBO FUJI ショールームでご好評いただいている原木の板をそのまま使ったテーブルシリーズ。
ダイニングテーブルとしてはもちろん、長ーい天板を渡してカウンターにしたり、収納の上にのせてTVボードにしたりと使いみちは様々です。
今週はそんな原木テーブルの別注ラッシュでした。

お客様とCOBO ショールームのスタッフで考える、お部屋のスペースやお持ちの家具のサイズに合わせた世界でひとつだけのテーブル。
サイズや仕様が決まったら機械を使ってカットし、デスクの場合には配線用の穴を開けるなどの加工をして、脚まで製作できたら、最後は塗装して完成です。
木工、塗装とそれぞれ専門の職人の手によって仕上げられます。

この日出来上がった脚の本数はなんと24本…圧巻の光景です。
以上、別注ラッシュな週末のCOBOの様子でした。

▼ダイニングテーブル・原木シリーズの実用例はこちらからご覧下さい▼
http://www.fuji21.co.jp/ordermade/fuji_ordermade.htm

(O)

今週のお修理

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COBOには毎日たくさんの家具たちがやってきます。
そして、修理された家具たちはご主人のもとへと帰っていきます。

今回は、最近仕上がったお修理のなかから気になるものを2つピックアップしてご紹介したいと思います。

上の写真から…
こちらの椅子は、お客様にお持ちいただいた生地を使って張替えました。淡いグリーンと光沢感のある素材が、椅子のデザインとよく合っています。
COBOでは、布見本のカタログからお選びいただくほかに、お客様による生地の持ち込みもお承りしています。
椅子の張地は、洋服に使われる生地やカーテン地に比べて強度が求められますが「お気に入りの生地を使いたい」というお客様はどうぞお気軽にお尋ね下さい。


下の写真のテーブルは、天板のフレーム部分を再塗装して、トップのメラミン化粧板を張替えたものです。無垢板のテーブルでなくても、構造によってはお修理可能な場合があるという好例です。
お持ちのテーブルが修理可能かどうかお困りのお客様は、ぜひ諦めずにご相談下さい!

以上、今週のお修理ピックアップでした。

▼そのほかの修理実用例はこちらからご覧下さい▼
http://www.kagusyuri.com/kagusyuri_repair.htm

(O)

ダイニングチェアのお色直し

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はじめまして、家具修理職人見習いのOです。
これから皆様に家具修理のことやCOBOの様子を色々とお伝えしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

今回はCOBO・椅子の張替えの中でもっともご注文が多いダイニングチェアの張替えから、違った印象の生地を選んでイメージチェンジする”お色直し”についてお話します。

例えば…シックな張り地のダイニングチェアを、ナチュラルな素材感の生地に張りかえるだけで明るいお部屋が似合う北欧家具風に変身したり。
豪華な装飾と花柄の張り地がクラシックな印象のダイニングチェアが、シンプルなモノトーンのストライプに変わるだけでクールな姿に見違えたり。
同じ素材でも、生地やレザーの色ひとつ変えるだけでパッと華やかな印象に変わります。

「手持ちの家具が古くて今のインテリアに合わないけれど、大切に使い続けたい…」とお考えのお客様には是非お試しいただきたいCOBOイチオシのサービスです。

張りあがった椅子の変身ぶりを見るのは私たち職人にとっても一番の楽しみで、「おお~!いいねぇ」「この生地ナイスチョイスですね~」なんて言いながらお客様の喜ぶお顔を思い浮かべています。

▼椅子の張替え・実用例はこちらからご覧下さい▼
http://www.kagusyuri.com/kagusyuri_repair.htm

(O)

新年度!

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入学や引越しなど、何かと忙しい時期ですが
家具の修理もこの季節は多くなります。

新しい生活や環境の変化に際して
使っている家具も新規一転!

そんな方も多いようです。


先月のダイニングチェアの張替えは130脚弱。
椅子の修理(ガタツキ、再塗装etc)も50脚弱。
ソファも15組前後。
(全て兵庫県西宮、本店での承り数)

その他にテーブルの塗り直しや箪笥の再生、籐やシェードの張替えから
火鉢やベビーベッドの修理まで先月も様々な修理がありました。


お預かりしてから配達まではだいたい2~3週間。

お預かりした家具はいったん倉庫で修理の順番を待ちます。
そこから職人の手元に行き、修理が終わればすぐ配達。

入れ替わり立ち代わり、倉庫にはいろいろな家具が集まってきます。

写真は先月修理分の一部です。

(Y)

家具・什器施設管理ご担当の方必読!

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富士では個人のお客様だけでなく商業施設等の家具修理も承っております。

今回はマンションの共有スペースのソファの張替えのお話。

マンションの管理組合の方から「張替えできないか」との依頼がありまして快く承諾。
しかし話を進めていく上で「張替えてもまた駄目になるのでいっそ買い換えようか?」と買い替えの意見もありました。それなら買い換えたとしても今後も修繕が必要になるので、なるべく「ランニングコストの低いオリジナルソファ」をCGでご提案。アームは布ではなく自然色の木製アーム。クリーニング・張替えの利きやすい置きクッションタイプ・・・
しかし協議の結果、最終的には張替える事に。

今回のマンションは関西でも有数の規模のマンションでしたので、依頼主の管理組合様とは何度も打ち合わせをさせていただきました。それ程大きなマンションでしたので居住者のご意見を取りまとめていただくだけでも一苦労だったに違いありません。この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

あなたのマンションの共有スペースのソファも張替えてきれいにしませんか?

(M)

続・塗装の話

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こちら、箪笥と椅子の再塗装。

「修理前→修理後」ではなく、
「修理前→修理途中」の写真です。

以前にも書かせて頂いたとおり、再塗装ではほとんどの場合
一度塗装を綺麗に剥がし、
木材を裸の状態に出来るだけ近づけてから塗装を行います。

入り組んだ部分や曲線部分は、機械では落とせないので
紙ヤスリでゴシゴシと気長に、丁寧に削り落とします。

写真の箪笥はとても綺麗にもとの木材の色が出ています。
何十年か前に、この箪笥が作られた時も、
この状態から色を付けて仕上げていたわけです。

とはいえ、元々の塗装方法や状態、木材の種類などによって
この「裸」の状態には違いがあります。

綺麗に塗装が落ち、もともとの木材の色が出る場合もあれば
木材に染み込んだ塗料によって色が完全に落ちない場合も。
あまり削りすぎては支障が出る事もあるので千差万別です。

どちらにしてもお客様がご覧になるのは、着色・塗装後の姿。

普段は見られない、作業途中の家具の「素」の姿でした。

(Y)

15年前の15秒

今日で阪神淡路大震災から15年。私も小さいながらも震災を体験しました。
私の曾祖父母の家は長田区にあり、震災時は風向きが変わったおかげで何とか火の手は免れたものの家は全壊。

阪神間は復興が進み町並みも戻りつつあるように見えますが、今でも見積りで訪問した際に、「この傷は震災でねぇ・・・」とお聞きします。

まだまだ震災の傷跡が深く残っていますが今やっとこうして修理に出していただける。
震災の時に家具についた傷跡を直すことで少しでも心の傷を癒すことができたらとっても嬉しい事だと思います。

(M)